拝啓‥先生へ
拝啓…先生へ 1


「あああーまたやったー‥」



私の名前は

遠藤 さき(エンドウ サキ)
14歳の中2


今日から新学期だって言うのに
見事に寝坊(苦笑)


「はぁー学校だるっ。てか朝キツイわ」

朝が苦手な私はゆっくり学校の準備をしていると母親にグチグチ言われ余計不機嫌に


「まじうっさい」


ご飯も食べず家を出て学校に向かった



「眠た〜‥」


欠伸をしながら学校の門を過ぎると体育館の前に1年の頃の担任の瀧澤がいた

次もこいつが担任だろーな‥


「おー遠藤!!新学期早々また寝坊か?もう式始まっとるで。鞄持ったまま体育館入れ」

「はっ?鞄持ったまま?そんなん遅刻したってバレバレじゃん」

「えぇけ、入れ」

「じゃあ先生鞄預かっといて」

「分かった分かった。はよ、自分の所行け」

瀧澤に鞄を預け自分のクラスの列に並んだ
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