拝啓‥先生へ
それからと言うもの
私と佐々木の関係は今までと何も変わらないまま
月日は流れた
「佐々木ー」
『先生をつけろ』
「佐々木に先生は似合わんもん(笑)」
『似合う似合わんの問題じゃないから(笑)』
ただ今佐々木を取っ捕まえ話している
「てかタバコ臭い」
『さっきタバコ吸ったからね』
「何でタバコ吸うん?」
『何でも』
「まあいいや。てか佐々木って彼女おるん?」
『教えなーい(笑)』
「まあー佐々木じゃけおるわけないか(笑)」
『何やそれ』
「いつから?」
『おらん前提で話を進めるな』
「ならおるん?」
『いや、おらんけど』
「ほら〜。見栄張らんの(笑)」
『遠藤ムカつく(笑)』
「ぢゃろー(笑)んで、いつからおらんのん?」
『去年ぐらい?』
「可哀相っ」
『うるせーよ(笑)』
「まっこの世界に一人ぐらいは佐々木を好きって言ってくれる人おるよ(笑)」
『綺麗なお姉さんとか?』
「調子にのんな(笑)」
綺麗なお姉さんじゃないし
そんな人には今の私じゃなれないけど
誰よりも貴方を想ってるよ