拝啓‥先生へ

「さきはさ、告らんのん？」

「分からん。てか急に何で？」

「何となく」

「振られるの分かっとるのに告るのって虚しくない？(笑)」

「振られるかまだ分からんじゃん」

「確実に佐々木がこの学校に居る間は振られるよ」


「内緒で付き合えば？」

「簡単に言ってますけど、有り得ないでしょー」

「んー‥あっ！いい事思いついた」

「何？」

「さきの事どー思うか本人に聞いてみよー(笑)」

「却下」

「何でよー」

「その答え次第で登校拒否になる可能性が(笑)」

「登校拒否なんかさせんよ？(笑)」


ちょいとお姉さん
目が笑ってませんけど…(苦笑)


「だってよ？良い答えじゃ無かった場合、ちょー気まずいっしょ!?担任だし嫌でも顔合わせるハメに…」

「何でそんなにマイナス思考なん？」

「分からん」

「まぁその気持ちも分かるけど、何事もやってみんと分からんじゃん」

「そーじゃけど…」

「うちに全部任せて(･∀･)」

「いやー‥それはちょっと…」

「大丈夫!!ねっ？任せて」

「…怖いんですけど」

「もう決まり」

「ほぼ強制だし」


小田に任せていいのか凄く不安です