拝啓‥先生へ

『この状況でノド渇いたって…(笑)』

「だって緊張したんじゃもん(笑)」

『…ハイハイ。何飲みたい?』

「ミルクティー♪」

『甘ったるいの飲むんだな(笑)』

「うっさいわーい(笑)好きなんよ」

『分かった分かった』



佐々木は近くの自動販売機に寄り買いに行ってくれた



ねぇ…
何で今回はOKしてくれたの?



『はいよ』

「ありがと」

『ん』

「てかさー何で付き合ってくれたん?」

『はい?』

「いや、だって前に生徒とは付き合えんって言ったじゃん」

『俺付き合うって言った?(笑)』

「はー?」

『だから、俺付き合うって言いました?』

「何やお前ーうざいし(笑)」

『ウソウソ(笑)』

「そーゆー冗談はダメだって」

『ゴメンなさーい(笑)』

「もー知らん。お前なんか知らん」

『機嫌直せって』


そう言って頭を撫でてくれた


それだけで許してしまう


貴方には敵わないよ…



大好きだよ
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