黄昏の宇宙(そら)
連邦政府は彼等の力を高く評価し特別
な存在である事を認めた。
そして彼等に一途の望みを託した。
深宇宙を見通し異星の技術を地球にも
たらしてしてくれる事を。
地球の生命体を深い宇宙に運ぶ手掛か
りを探し出してくれる事を。
彼らには、その対象に何が起こっても
見守る事しか出来ないが話掛ける事は
出来た。
そして彼等から新しい技術を探り出す
事が任務だった。
しかし、レーダースの話には、悲劇が
多かった。
地球から遠く離れた星に住む生命達の
悲劇。
悲しみ、無念…
レーダースは包み隠さずそれを連邦政
府に報告した。
連邦政府は彼等の話を全て信じる事に
している。
イーグルの話も連邦政府は全て信じた。