黄昏の宇宙(そら)
「いや、全然思いつかないよ。でも、
今、僕等は楽しんでいるそれだけで
良いじゃ無いか。何か問題でも有る
のかい?」


「いや、何も無いよ、君達は今、楽
しいんだね?」


「ああ、最高だよ。」


イーグルは、歓喜の中、人々のエネル
ギーが浅い好調に達している事を感じ
ながら交信を終了した。


イーグルはステーションの中に戻ると、
今、交信した星の所領が無いか、資料
室で調べて見た。


そして、その星の歴史を見つける事が
出来た。


それは3世紀前にこの星と交信したレ
ーダースの記録だった。


それによれば、そこに惑星が有るが、生
命の痕跡は見当たらなかったと有った。
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