黄昏の宇宙(そら)
イーグルは、はっと思った。


ミールは確かに、今コンタクトしてい
る生命体に対して高次元の生命体だと
言った。


イーグルには理解出来なかった。


ミールは何を持って高次元の生命体と
彼等を思ったのだろう。いや、それ以
前に今、コンタクトしているのは生命
体なのだろうか?だとすれば、何処の
惑星に住んでいる生命体なのだろうか。


イーグルには青く理解出来なかったが、
彼女の意思を増幅する為に神経を集中
した。


その時だった、その意思がイーグルに
も流れ込んだのだ。


そして全て理解出来た。


ミールは特定の惑星の住人とコンタク
トしていたのでは無い、宇宙そのもの
とコンタクトしていたのだ。
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