*恋道* キミト アルイタ ミチ

「キレイな街だ。」



そう。
彼女と出会う街なら、なおさらそうだったんだろう。

この街が俺と、彼女の出会いの場所だった。






三月二十日。



俺は、初めて東京の地を踏んだ。




これから運命の出会いをするのも、

あと少しだ。








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