*恋道* キミト アルイタ ミチ
「ふはぁ! 離して~! 変態っ」
美少女が見た目に似合わず大声を発して暴れるので、俺も押さえるのに必死だった。
「なんなのオマエ! ここは俺の部屋だって!」
「ふぇ?」

彼女が驚いたような表情を見せる。



「落ち着いて、ココは俺の部屋なの。梅干しおばあちゃんに案内されてココに来たの。
キミは誰?買ってに俺の部屋に入って。」

俺が美少女の瞳に見とれるのを押さえながら言う。


「梅干し…ああ、アハハ! 間違ないや。梅本さんだね。」


梅…。
名字もそうだったのか。



「………。」
グングンと、彼女の顔が赤くなっていく。
「どうした?」
俺が彼女の瞳を見つめ返すとよけい彼女は真っ赤になって言った。



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