SKYLOVE~空のような恋~
電車が来る時間より20分も早く駅に着いた。
相当、嬉しがっている自分が見える。
『鈴ちゃん?』
駅のベンチに座っていた私の肩に誰かがたたいた。
『やっぱり鈴ちゃんじゃない!』
私が振り向き、大きな声でそう言ったのは・・・
2年前の、元彼氏のおばさんだった。
『あ、ご無沙汰しています。』
固い敬語で挨拶をする。
『誰に渡すの?』
『え?』
『クッキーよ!今日、バレンタインデーじゃない?』
私が丸出しで持っていたクッキーを見て質問したらしい・・・
『あ、彼氏です・・』
言ってしまった、ついつい口が滑った。
元彼氏の母親だというのに、馬鹿だ自分は。
『そうなの、・・・・・あの時を思い出すわね。』
相当、嬉しがっている自分が見える。
『鈴ちゃん?』
駅のベンチに座っていた私の肩に誰かがたたいた。
『やっぱり鈴ちゃんじゃない!』
私が振り向き、大きな声でそう言ったのは・・・
2年前の、元彼氏のおばさんだった。
『あ、ご無沙汰しています。』
固い敬語で挨拶をする。
『誰に渡すの?』
『え?』
『クッキーよ!今日、バレンタインデーじゃない?』
私が丸出しで持っていたクッキーを見て質問したらしい・・・
『あ、彼氏です・・』
言ってしまった、ついつい口が滑った。
元彼氏の母親だというのに、馬鹿だ自分は。
『そうなの、・・・・・あの時を思い出すわね。』