あの頃は美穂がいて
山中君が、お祝いにおごるぞ、と言ってくれたのは嬉しかったけれど、「家で家族が待っているから」と言って断った。男子二人は拍子抜けした顔をしていて、それは申し訳なかったけれど……


< 142 / 200 >

この作品をシェア

pagetop