白い天井~恋愛依存症候群~
告白
ユウヤの部屋は思ったより広く、こざっぱりとしていた。


「ほら、これ飲んで。いい加減泣くなよ」


ウーロン茶の入ったグラスを受け取りながら、アタシはなおも、しゃくりあげた。


頭がぼんやりとする。

わけが、わからない。


ユウヤは、元気だった。
ピンピン、してる。

ついさっき、アタシが玄関の前でオロオロしていた時だって、ユウヤはその実、コンビニに買い物に出かけていた。


「はい」


ティッシュをボックスごと差し出し、アタシの顔を覗き込む。

きっと、ひどい顔をしているだろう。
化粧は涙でぐちゃぐちゃだし、鼻水だって止まらない。


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