白い天井~恋愛依存症候群~
青ざめていく、ユウヤの顔。
問い詰める、弱い自分。

信じ通すことも、笑いとばすことも、面と向かって問うこともできず……。


「ユウヤこそ……アタシなんか、いらないくせに……」


そばにあったクッションを抱きしめ、アタシは、昨日の分も嗚咽をもらした。


悲しくて、寂しくて、何より、情けない。
あの表情を見ればわかる。


ユウヤには、ほかにも女がいるー。


必死で支えているつもりなのは、アタシだけだった。

愛されてる。
それはアタシの勘違いだった。


アタシは、ユウヤに必要じゃあ、ない。

打ちのめされた。
その考えに。
そして、たぶん、その事実に。

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