最後に初めまして。
ヒュン……ドン、バチバチ…。
『おおーっ。なかなか大きいじゃん。』
『登ぅ~見て、見て。』
「ん?アホっ。すぐ離せ古都っ!」
シュバッ…シュバッ…バチバチ…
『きゃっ…あちっ…。』
「古都、大丈夫か?火傷したか?見せてみろ?」
『指に火の粉が当たっただけだから大丈夫。』
打ち上げ花火を手持ち花火と勘違いして軽い火傷をした古都の指を缶ビールで冷やしていた。
『登、もう大丈夫だから。何か恥ずかしい。』
「そんな事言ってる場合じゃないだろ?向う行って氷で冷やすぞ。」
百合さんが袋に氷を入れて持って来てくれたので古都は座って冷やしていたが、ヒロがやる花火に魅せられてすぐ花火をしに席を離れてしまった。
「アイツは子供か?」
『うふふ…っ。余程心配なんですね。』
「古都は心が子供なんですよ、きっと。色々あったみたいだから。」
『そんな事ないですわ。ちゃんと不安も抱えていて私と変わらない女の子ですわ。』
「そうですか?」
『登さんの事が好きで不安になったりするみたいですしね。』
「そんな話をしてたんですか?参ったな…。」
『登さんはもう少し楽しんで下さいね。私、少し片付けてますから。』
「あっ、すみません。」
古都よりも年下の百合さんはしっかりしていて俺達よりも上じゃないかと思えるぐらい、気配りが出来ていた。
『おおーっ。なかなか大きいじゃん。』
『登ぅ~見て、見て。』
「ん?アホっ。すぐ離せ古都っ!」
シュバッ…シュバッ…バチバチ…
『きゃっ…あちっ…。』
「古都、大丈夫か?火傷したか?見せてみろ?」
『指に火の粉が当たっただけだから大丈夫。』
打ち上げ花火を手持ち花火と勘違いして軽い火傷をした古都の指を缶ビールで冷やしていた。
『登、もう大丈夫だから。何か恥ずかしい。』
「そんな事言ってる場合じゃないだろ?向う行って氷で冷やすぞ。」
百合さんが袋に氷を入れて持って来てくれたので古都は座って冷やしていたが、ヒロがやる花火に魅せられてすぐ花火をしに席を離れてしまった。
「アイツは子供か?」
『うふふ…っ。余程心配なんですね。』
「古都は心が子供なんですよ、きっと。色々あったみたいだから。」
『そんな事ないですわ。ちゃんと不安も抱えていて私と変わらない女の子ですわ。』
「そうですか?」
『登さんの事が好きで不安になったりするみたいですしね。』
「そんな話をしてたんですか?参ったな…。」
『登さんはもう少し楽しんで下さいね。私、少し片付けてますから。』
「あっ、すみません。」
古都よりも年下の百合さんはしっかりしていて俺達よりも上じゃないかと思えるぐらい、気配りが出来ていた。