となりの彼女

+残業





…が、しかし量が量。結局定時内に仕事が終わることはなかった。


…で、案の定残業。

すでに定時時刻6時から2時間がたとうとしていた。


そして誰かの

「お疲れ様でした」

という声に我にかえり俺は顔をあげる。


ふと、辺りを見渡すとこのフロアには俺を含め3人残っていた。

山下、朝塚、そして自分。

俺を挟む2人がきれいに残っていた。

「わっ、もうこんな時間?」

俺が動いたから気づいたのだろう。朝塚が顔を上げた。

「うわー、通りで腹減ってるわけだよ」

朝塚の声に気づき山下も顔を上げる。


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