となりの彼女




「んー・・・」

俺は仕事が一段落ついた所で大きく伸びをした。

「お、神谷、休憩?」

山下も終わったのだろう、同じく大きく伸びをする。

「ん、今から」

「あ、じゃあ久々に一緒に下に飯食いにいこ!」


・・・確かに、最近は忙しかったしちゃんとしたご飯が食べられなかったしなぁ・・・

久々に行くか。

「行こうかな。最近食べてなかったし」

「お。じゃあ早めに行こ。混むと嫌やからなー」

俺たちは財布をポケットに入れて立ち上がろうとした。


その時。


・・・カタン。


俺の隣の空き机に誰かが座った。





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