さよならとその向こう側
今日は久しぶりのデート。
張り切って髪も巻いてきたし。
大好きなイタリアンのお店でディナーをして、その後は実のマンションに行って…。
一人で妄想を膨らませながらニヤついていた。
「ちょっと彩夏、何ニヤニヤしてんの?大丈夫?」
隣で仕事をしていた同期の志乃
(しの)は、呆れた顔で私を見てくる。
「あは、はは…大丈夫だよ。」
いけない、妄想繰り広げてる場合じゃなかった!
仕事しなくちゃ!
私はデスクの上の書類に真剣に目を通し始めた。
張り切って髪も巻いてきたし。
大好きなイタリアンのお店でディナーをして、その後は実のマンションに行って…。
一人で妄想を膨らませながらニヤついていた。
「ちょっと彩夏、何ニヤニヤしてんの?大丈夫?」
隣で仕事をしていた同期の志乃
(しの)は、呆れた顔で私を見てくる。
「あは、はは…大丈夫だよ。」
いけない、妄想繰り広げてる場合じゃなかった!
仕事しなくちゃ!
私はデスクの上の書類に真剣に目を通し始めた。