さよならとその向こう側

大学からの帰り道。

街はイルミネーションで彩られ、クリスマスが近い事を知らせていた。



だが、そんな綺麗な景色に心が動かされる事等無く、マンションに帰るまでの道のりが息苦しく感じる。


"また今日も待っているだろう"


そう考えるだけで溜め息が出てしまう。






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