さよならとその向こう側
敦の想い〜綾〜
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『綾!』


車のライトが眩しくて、目を開けていられなくて、もう駄目だと思ったあの時、確かに誰かに名前を呼ばれた……。



聞き覚えのある声だった。


あれは敦だったの?



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