さよならとその向こう側
忠告~綾~
「おめでとう。綾、頑張ったじゃん。」
「ありがと亜沙美。」
毎日恒例のランチタイム。
私は実さんと付き合う事になったと報告中。
本当に、自分でも信じられない位努力したと思う。
彼女と別れたと聞いてから、暇を見つけては大学に通った。
父に冷やかされてもめげなかったし。
「しかし、自分から告白なんてした事無かった綾ちゃんがね・・・私本当にびっくりだよ。」
なんて言いながら私をからかうような顔で見る亜沙美。
でも、確かにその通り。
今まで何人かと付き合ったけど、自分から告白なんてした事が無かった。
だけど今回は・・・。
どうしても、想いを伝えたかった。
「私も驚いてるよ。こんなに自分から行動起こしたの初めてだったし。だけどね、実さんって鈍感なのかな?あんなに会いに通ったのに、全然私の気持ちに気付いてくれないの。単純にお父さんに会いに来てると思ってたみたいで。だから、最後の方なんてわざとお父さんがいない時を狙って行ったりとかさ。」
不思議と色々頑張っちゃったんだよね。
「ありがと亜沙美。」
毎日恒例のランチタイム。
私は実さんと付き合う事になったと報告中。
本当に、自分でも信じられない位努力したと思う。
彼女と別れたと聞いてから、暇を見つけては大学に通った。
父に冷やかされてもめげなかったし。
「しかし、自分から告白なんてした事無かった綾ちゃんがね・・・私本当にびっくりだよ。」
なんて言いながら私をからかうような顔で見る亜沙美。
でも、確かにその通り。
今まで何人かと付き合ったけど、自分から告白なんてした事が無かった。
だけど今回は・・・。
どうしても、想いを伝えたかった。
「私も驚いてるよ。こんなに自分から行動起こしたの初めてだったし。だけどね、実さんって鈍感なのかな?あんなに会いに通ったのに、全然私の気持ちに気付いてくれないの。単純にお父さんに会いに来てると思ってたみたいで。だから、最後の方なんてわざとお父さんがいない時を狙って行ったりとかさ。」
不思議と色々頑張っちゃったんだよね。