俺ら3人。誰を選ぶわけ?

・・・あいつらのことが頭から離れなくて
授業に集中できないッ!!

でもー、こんな上手い話本当にあると思う!?

・・・・ないよねえ。


もももしやッ!?
私だまされてたのかも!!!

帰ったら誰もいなくて、背後に人気が・・・

後ろを振り返ると・・・

きゃあああッ!!って・・・。ないない(笑)


変な妄想してるうちに授業も終わり。

「なぎさ、一緒に帰ろ!」

「んうぇー?」

「・・・・・は?」

「わッ!!ごめんごめん!いいよー(笑)」


なんであんな声出したんだろ・・。

「ねー、なぎ。校門に誰かいるよ?」

「うそー。また他校の人?喧嘩もいい加減にして欲しいわ・・」

「なぎ・・・。こっちに手振ってるよ・・・?」


え゛・・・?まさかまさかのお迎えですか!?


きていたのは“爽”だ。
バイクで・・。

後ろに乗れと!?

「なぎさー!!早くぅ♪こっちだよー☆」

「なぎ知り合い?呼んでるよ?」

「さ・・・さあ?人違いじゃない?」


うう・・・。素通りできるかな・・・

「おおおッちょっと、なぎさ!!」


無理だったかー!って当たり前か。


「なななんでしょうか?」

「・・・は?帰ろうよ!」

「親に知らない人にはついていくなって言われてるんです!それじゃ。」

ごめんッ!!爽!

あとでちゃんとあやまるね?
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