俺ら3人。誰を選ぶわけ?
それからいつも通りの1週間が過ぎ、
家に帰ってくると、なんか怪しげな3人組の男・・・。
「あのー・・・?」
「あッ!!なぎさちゃん!?」
は?なんで名前知ってるの?
「はぁ・・・。」
話しかけてきたのは、すごく優しそうな人。
・・・の隣にはめっちゃかっこいいけどちょっと怖そうな人。
・・の隣には(笑)普通のかっこいい人。
!!
私は、みこの言葉を思い出した。
あの、アンケートだ!!
一番最後の問題に理想の人物像を書いた。
全員選んだのにあてはまる。
・・・え゛ぇ゛ーッ!!
ありえないでしょ!?
ちょっと待って!
はああああッ!?
「てかお前、早く鍵開けろよ。」
うわーッ!!めっちゃ怖いやんッ!!
「龍輝、あんま怖い印象与えない方がいんじゃない?」
そう言ったのは、めっちゃ優しそうな人。
「うるせえ、爽。こいつ、思ったよりかわいくねえんだもん。」
ぶちッ
「かッかわいくないって失礼なッ!!
まあ、確かにそうだけどさー、女の子に向かって失礼じゃない!!
大体何よ!いきなり家の前でうろちょろ・・・」
「はいはい。いい加減にして!とにかく、家に入れてもらえる?」
なんか、ぐずぐずしながら仕方なく家の鍵を開ける。