約束
「…あたし、信の抱き枕になった覚えないんだけど。。」
「ん?今からだよぉー。ホラ、寝よ。」
頬にかかる息がくすぐったくて信に背を向けた。
「……ん…」
お腹にまわる信の手にあたしの肩にくっつける信の頭。
静かに寝息をたてる信に自然と寄りかかるようにしてゆっくり目を閉じた。
…………。
………………
「………寝れない。」
「…んん…」
ぐっすり眠る信を起こさないようにベットから降りると部屋を出た。
部屋を出てリビングを見渡すとそのままソファに座り込んだ。
「はぁー…」
ため息を大袈裟につくとソファに寝転んだ。
「…好きかぁ…」