約束

「広実多分我慢出来ないと思うんだ。１０年もこのみやさくちゃんそれにえっちゃんにも会えないなんて広実は、耐えられない。」











…広実…


「…お前っ…ちょっと今の台詞ジーンってきちゃったじゃねぇか！！」


さくちゃんは、潤んだ瞳で広実を見下ろした。


広実は、手で作ったピースをあたし達に向けて


「広実、言いこと言うでしょ？？」


と自慢げに笑った。




それにつられてあたし達も笑った…














大好きだった…

この空間が。。


大好きだった…

みんなの笑顔が。。


大好きだった…

全て…


今まで生きてきて、


こんな素敵な出会いしたことなかったよ…




ねぇ…