約束
「煩い!!もうっ!」
「くくっ…相変わらずですなぁー?」
顔を染めるあたしをバカにするような笑い方をしながらえっちゃんは、手を挙げると
イケメンの店員さんがそれに気づいて
あたし達が座っている席まで小走りでやってきた。
「あのーメロンソーダ下さい。」
「あ、はい。かしこまりました。」
メ、メロンソーダって…
「…んだよ、メロンソーダ飲んじゃいけねぇのか!??」
「ぷっ。ぷはははっ!!子供かよー!!」
腹を抱えて笑うあたしに今度はえっちゃんが顔を染めて
イケメンの店員さんは、苦笑いしながらペコッとお辞儀をして去って行った。
「お前、最低だな!!今の発言で全国のメロンソーダを好きなヤツを敵にしたぞ!?」
アホらし…