約束
「はいはい。すみませんでしたね!ホラ、」
と、半分投げやり状態で花柄のテーブルクロスがかかってるテーブルに綺麗にラッピングされた青い袋を
置いた。
「おーサンキュ〜♪」
えっちゃんは、当たり前のように手に取るとそのまま自分のリュックに袋を詰め込んだ。
荒い扱い…
こっちは、徹夜でチョコ作ってたのに…
ホント、分かんない奴。。
「ねぇ?今日何の日だっけ??」
嘘臭い笑顔をえっちゃんに向けると
えっちゃんは、平然と答えた
「ん?お前の誕生日??」
お前の誕生日??
って…
なんで疑問けいなのよ。
「…あたしの誕生日って知ってるんだったらなんかすることない?」
ちょっとキレぎみに言ってみると今度は、
えっちゃんは真顔で答えた。