約束




ドサッ…


急にえっちゃんに抱きつかれてその衝撃に耐えられなかったあたしの足元は、


フラフラッとフラついて見事にそのまま倒れた。




「……ご、ごめん!!」


えっちゃんは、慌ててあたしから離れると申し訳なさそうに謝ってきた。


「……」




…許さない。。




許すもんか!!




「えっちゃん…今このみ不機嫌だよ?」


広実が苦笑いしながら口を挟む。


そして、広実の後に続いてさくちゃんは


「今日のこのみの白だねぇ♪♪」


と、呑気にニヤけた。


あたしは、少し内股になってる脚を慌てて閉じて起き上がった。


「ちょっと!何処見てんのよ!!」


バシッ


と広実がさくちゃんの頭を叩いた。


あたしは、さくちゃんを睨みつけてえっちゃんの前に立って言った。


「今日オニューだったのに。。」




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