約束
「まぁまぁ、先輩!今日は楽しみましょうよ♪」
急に立ち上がる陽空を見上げながら
「はぁー…」
とため息つきながらコクンと頷いた。
「さぁ!今から合コンを始めまーす♪」
陽空の掛け声で周りが騒だした。
あたしは肩を落として目立たない一番はじっこの席に移動した。
一人でウーロン茶を飲んでると隣に気配を感じた。
ゆっくりあたしは首を左に向けた。
「あ……」
あたしと目が合うと突然現れた男が声をもらした。
「…ど、どうも。」
にっこり微笑むあなたに吸い込まれそうになった。
だ、だって
余りにも綺麗でかっこよかったから…