幼なじみ〜first love〜
たくさんの乗り物に乗って、遊び疲れて…ちょっと遅いお昼ご飯。




「疲れたぁ~っ」




蒼が、芝生の上に大の字に寝っころがった。




「もう3時過ぎだもんねぇ…びっくり~」




あたしは、レジャーシート敷いて、朝作ってきたお弁当を広げた。




「そっか。おまえ弁当作ってきてくれたんだっけな」




蒼が起き上がって、シートの上に座り直す。




「食おうぜっ…絢音の手作りっていうのがちょっと不安だけどな」




「ひどぉ~い!ちゃんとママに教えてもらいながら作ったんだからぁ」




サンドイッチにおにぎり、卵焼きにタコウィンナー、から揚げにエビフライ、トマトで彩りよく作った。




「いただきまっす」




「あっ!待って…蒼」




「…なんだよ?」




お腹がへっていて、すごく不機嫌な蒼くんです。
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