幼なじみ〜first love〜
「蒼の…心臓の音が聞こえる……なんか安心する」
絢音は、俺の胸元に耳をあて眠りについた。
何度もキスして
何度も抱き合って
俺たちは
この時間が
どれほど大切なのかってこと、わかってた
もうすぐ
会えなくなること
心と心は
繋がっていても
愛しい君に
触れられない
君の体温を
感じれない
距離は
俺たちに孤独を与える
想像していたよりずっと
悲しくて
苦しくて
これ以上ない幸せと
これ以上ない孤独を
教えたのは
誰よりも愛しい君だった