幼なじみ〜first love〜
「蒼…?大丈夫…?汗が…すごいね…今拭いてあげるから…」
絢音……どうして…
どうして…遊也とできんだよ……
どんな理由があったって
俺を
一番に信じて欲しかった……
「ねぇ…蒼?お母さんのこと、ちゃんとお父さんに相談した方がいいよ…蒼ひとりじゃ…沙羅が蒼のお父さんに言ってあげようか?」
ゆっくりと起き上って沙羅の顔を見つめた。
「沙羅……」
「起き上がっちゃダメ…安静にしてなきゃ…」
「俺…もぉ……わけわかんね……」
沙羅の肩にもたれかかった。
「…蒼……」
沙羅は、俺の背中を優しくさすり続けた。
「…蒼…きっと……きっと乗り越えられるから……」
「………っ」
「…我慢しなくていいよ…蒼…。泣いていいんだよ………」
絢音……
母ちゃん……
俺の大切な人が
離れていく……―――
絢音……どうして…
どうして…遊也とできんだよ……
どんな理由があったって
俺を
一番に信じて欲しかった……
「ねぇ…蒼?お母さんのこと、ちゃんとお父さんに相談した方がいいよ…蒼ひとりじゃ…沙羅が蒼のお父さんに言ってあげようか?」
ゆっくりと起き上って沙羅の顔を見つめた。
「沙羅……」
「起き上がっちゃダメ…安静にしてなきゃ…」
「俺…もぉ……わけわかんね……」
沙羅の肩にもたれかかった。
「…蒼……」
沙羅は、俺の背中を優しくさすり続けた。
「…蒼…きっと……きっと乗り越えられるから……」
「………っ」
「…我慢しなくていいよ…蒼…。泣いていいんだよ………」
絢音……
母ちゃん……
俺の大切な人が
離れていく……―――