幼なじみ〜first love〜
私を…殺して……?
「…殺してって……何言ってんだよ……」
「私が憎いんでしょ…?早く…早く…」
母ちゃんは、俺の両手を掴み、自分の首元へと押さえつけた。
「…何させんだよ……母ちゃん……」
「力を入れなさい…そうすれば私はいなくなるわ…」
「…やめろっ……」
力なんて入れられるわけねぇだろ…?
この世でたったひとりの母ちゃんを
殺せるわけねぇだろ…?
ただ、涙が頬を伝う
「…どうしてだよ……」
溢れ出した涙はもう止められなかった…
「手を離してくれ…」
母ちゃんは、俺の両手をそっと離した。
「…出ていって……」
母ちゃんは、俺から目を逸らし、静かに言った。
「母ちゃんは…何もわかってねぇ……死にたいなら勝手に死ねよっ…!」
バタンッ……―――!!
俺は部屋を出ると、吐き気がした。
心臓の音がいつもの何倍にも大きく聞こえて、速い…
何が起こったのか、自分でもよくわからなかった…
冷静に…なれ
母ちゃんは、俺に自分を殺せと言った
もぉ俺…耐えられねぇよ
絢音……っ
逢いたい……
今すぐに…おまえの笑顔が見たい
そばにいてくれよ…助けてくれ………
「…ぅぅっ……絢音…っ……」
おまえがいれば
もう何もいらない………
「…殺してって……何言ってんだよ……」
「私が憎いんでしょ…?早く…早く…」
母ちゃんは、俺の両手を掴み、自分の首元へと押さえつけた。
「…何させんだよ……母ちゃん……」
「力を入れなさい…そうすれば私はいなくなるわ…」
「…やめろっ……」
力なんて入れられるわけねぇだろ…?
この世でたったひとりの母ちゃんを
殺せるわけねぇだろ…?
ただ、涙が頬を伝う
「…どうしてだよ……」
溢れ出した涙はもう止められなかった…
「手を離してくれ…」
母ちゃんは、俺の両手をそっと離した。
「…出ていって……」
母ちゃんは、俺から目を逸らし、静かに言った。
「母ちゃんは…何もわかってねぇ……死にたいなら勝手に死ねよっ…!」
バタンッ……―――!!
俺は部屋を出ると、吐き気がした。
心臓の音がいつもの何倍にも大きく聞こえて、速い…
何が起こったのか、自分でもよくわからなかった…
冷静に…なれ
母ちゃんは、俺に自分を殺せと言った
もぉ俺…耐えられねぇよ
絢音……っ
逢いたい……
今すぐに…おまえの笑顔が見たい
そばにいてくれよ…助けてくれ………
「…ぅぅっ……絢音…っ……」
おまえがいれば
もう何もいらない………