幼なじみ〜first love〜
頭の中で
絢音の言葉が繰り返される…
“そんなの簡単だよ…優しくしてあげればいいの…”
…絢音……
“大丈夫だよ…蒼…!絶対に大丈夫だから……”
…絢音……っ
“生きてるんだから…”
…絢音……!!
ドサッ…―――
持っていた荷物を床に落とした。
「…母ちゃん……っ!!」
――…母ちゃんは、
床に横向きになって、倒れていた……―――。
母ちゃんの顔のそばには、たくさんの薬の粒が散らばっている……―――
「母ちゃん…っ!」
俺は、必死に母ちゃんを揺り起こした。
「母ちゃんっ!シッカリしろぉ…!母ちゃん…っ」
母ちゃんの身体を揺すぶるが、母ちゃんに反応はない……――――。
「……母ちゃ…ん……ぅぅ…っ……母ちゃんっ!!」
“蒼は…ひとりぼっちなんかじゃないよ?あたしがいるもん”
絢音……
今度こそ大丈夫だって思ったんだ……
優しくしよう…
すぐには無理でも
母ちゃんがまた
心から笑えるように……
なのに……
なんでこうなっちゃったんだろーな……
俺の母ちゃんは
この世でたったひとりなのに……
ただ…生きてるだけで
よかったのに……―――。
絢音の言葉が繰り返される…
“そんなの簡単だよ…優しくしてあげればいいの…”
…絢音……
“大丈夫だよ…蒼…!絶対に大丈夫だから……”
…絢音……っ
“生きてるんだから…”
…絢音……!!
ドサッ…―――
持っていた荷物を床に落とした。
「…母ちゃん……っ!!」
――…母ちゃんは、
床に横向きになって、倒れていた……―――。
母ちゃんの顔のそばには、たくさんの薬の粒が散らばっている……―――
「母ちゃん…っ!」
俺は、必死に母ちゃんを揺り起こした。
「母ちゃんっ!シッカリしろぉ…!母ちゃん…っ」
母ちゃんの身体を揺すぶるが、母ちゃんに反応はない……――――。
「……母ちゃ…ん……ぅぅ…っ……母ちゃんっ!!」
“蒼は…ひとりぼっちなんかじゃないよ?あたしがいるもん”
絢音……
今度こそ大丈夫だって思ったんだ……
優しくしよう…
すぐには無理でも
母ちゃんがまた
心から笑えるように……
なのに……
なんでこうなっちゃったんだろーな……
俺の母ちゃんは
この世でたったひとりなのに……
ただ…生きてるだけで
よかったのに……―――。