幼なじみ〜first love〜
「…ハァ、ハァ、…っ…ハァ……美々…何で外で待ってんだよ…?」
息を切らしてケンは、あたしの前に立っている。
そんなに息切れするぐらい、一生懸命あたしのトコへ走って来てくれた。
それだけでもう…十分だよ…
「こんな夜に…外で待ってたら危ないだろ…っ?」
「フフッ…心配性だね、ケンは…」
「…心配するに決まってんだろ?…それと昨日は…俺……」
ケンの言葉を遮り、あたしはケンに抱きついた……―――。
ケンの身体を強く抱き締めて、あたしは呟く。
「ケン…好きだよ……―――」
好きだよ
大好きだよ……
何であたしは
幸せを簡単に壊したんだろう……
「……何でおまえは…いつも俺より先に言うんだよ…っ」
「…えっ?」
「告白した時もそうだった。俺が美々に告白しようとしたら、先に好きだって言われたじゃん」
「あの時は…だって…」
「今も…俺が先に美々に言いたかったのに……」
ケンに抱きついているあたしの身体を、ケンは力強く抱き締め返してくれた。
「美々……好きだよ…。ずっと…俺のそばにいて……」
あたしは、ケンの胸の中で頷いた…―――。
息を切らしてケンは、あたしの前に立っている。
そんなに息切れするぐらい、一生懸命あたしのトコへ走って来てくれた。
それだけでもう…十分だよ…
「こんな夜に…外で待ってたら危ないだろ…っ?」
「フフッ…心配性だね、ケンは…」
「…心配するに決まってんだろ?…それと昨日は…俺……」
ケンの言葉を遮り、あたしはケンに抱きついた……―――。
ケンの身体を強く抱き締めて、あたしは呟く。
「ケン…好きだよ……―――」
好きだよ
大好きだよ……
何であたしは
幸せを簡単に壊したんだろう……
「……何でおまえは…いつも俺より先に言うんだよ…っ」
「…えっ?」
「告白した時もそうだった。俺が美々に告白しようとしたら、先に好きだって言われたじゃん」
「あの時は…だって…」
「今も…俺が先に美々に言いたかったのに……」
ケンに抱きついているあたしの身体を、ケンは力強く抱き締め返してくれた。
「美々……好きだよ…。ずっと…俺のそばにいて……」
あたしは、ケンの胸の中で頷いた…―――。