幼なじみ〜first love〜
もう…どれくらいの時間
歩き続けてきたのだろうか……
どこまでも続く
嘘のない純真な白色
「……あ…お……」
歩き疲れと、降り続ける雪の寒さに、だんだん意識が朦朧としてきた。
「…っ………」
雪が吹雪いてきて、前がよく見えなくなってきた。
「……ハァ…っ…ハァ……」
息も切れて、苦しい。唇も凍ってしまっているように感じた。
泣きそうになった。
足が重い
雪に埋まって
抜け出せなくなりそう
「…ど…こ……ハァ…ッ…ハァ……」
必死に歩き続けた
ただ…蒼を想って……
蒼の幸せを願って……
身体中が凍ってしまったのではないかと思うぐらい、全身の感覚がなくなっていった。
あたしなんか
どうなってもいい
蒼が笑えるなら
それでいい………
それ以外何も
考えられなかった
――…ザザッ…ドス…ッ…
左足が雪に埋まりそのままうつ伏せに倒れ込んだ。
「……い……かな……きゃ………」
意識がだんだん薄れていく…―――
手も…足も……
動かない………
もう……ダメ……かも……
歩き続けてきたのだろうか……
どこまでも続く
嘘のない純真な白色
「……あ…お……」
歩き疲れと、降り続ける雪の寒さに、だんだん意識が朦朧としてきた。
「…っ………」
雪が吹雪いてきて、前がよく見えなくなってきた。
「……ハァ…っ…ハァ……」
息も切れて、苦しい。唇も凍ってしまっているように感じた。
泣きそうになった。
足が重い
雪に埋まって
抜け出せなくなりそう
「…ど…こ……ハァ…ッ…ハァ……」
必死に歩き続けた
ただ…蒼を想って……
蒼の幸せを願って……
身体中が凍ってしまったのではないかと思うぐらい、全身の感覚がなくなっていった。
あたしなんか
どうなってもいい
蒼が笑えるなら
それでいい………
それ以外何も
考えられなかった
――…ザザッ…ドス…ッ…
左足が雪に埋まりそのままうつ伏せに倒れ込んだ。
「……い……かな……きゃ………」
意識がだんだん薄れていく…―――
手も…足も……
動かない………
もう……ダメ……かも……