幼なじみ〜first love〜
「……タイムリミットって…」
俺は言葉に詰まる。
「せやから絶対、絢音を幸せにするって、今度こそ、約束して欲しいんや…」
「遊也…どうして…どこが…」
「…絢音には…絶対言わんでくれや…」
「…遊也…っ!!」
「俺を友達やと…大切やと思てくれてんなら…約束してくれや……」
――…限られた時間の中で
人は何を想い
何を得るのだろう
いつかは別れが来ると
わかっていたとしても
別れが悲しいこと
わかっていても
人はやっぱり
人を愛してしまう
愛する人
大切な友達
大切に想える人たちに
出逢えた
君に出逢う為に
生まれてきた?
愛する為に生きてきた?
どんなに哀しくて
切なくとも
いつかは別れが来ても
もしも生まれ変わっても
やっぱり君と
出逢いたいと思うから
だから生まれてきたのだと
思いたいから……
「遊也…どうしておまえがこんな…」
堪えようとしても
落ちてしまう涙
「神様が決めることやから…」
泣きたいのは
遊也のはずだった
俺は
泣いてはいけなかった
なのに
涙を流す俺に遊也は
ただ黙って
涙が枯れるのを待っていてくれた
俺は言葉に詰まる。
「せやから絶対、絢音を幸せにするって、今度こそ、約束して欲しいんや…」
「遊也…どうして…どこが…」
「…絢音には…絶対言わんでくれや…」
「…遊也…っ!!」
「俺を友達やと…大切やと思てくれてんなら…約束してくれや……」
――…限られた時間の中で
人は何を想い
何を得るのだろう
いつかは別れが来ると
わかっていたとしても
別れが悲しいこと
わかっていても
人はやっぱり
人を愛してしまう
愛する人
大切な友達
大切に想える人たちに
出逢えた
君に出逢う為に
生まれてきた?
愛する為に生きてきた?
どんなに哀しくて
切なくとも
いつかは別れが来ても
もしも生まれ変わっても
やっぱり君と
出逢いたいと思うから
だから生まれてきたのだと
思いたいから……
「遊也…どうしておまえがこんな…」
堪えようとしても
落ちてしまう涙
「神様が決めることやから…」
泣きたいのは
遊也のはずだった
俺は
泣いてはいけなかった
なのに
涙を流す俺に遊也は
ただ黙って
涙が枯れるのを待っていてくれた