叶わない恋


ガラッ


教室の扉が、開いた。


噂をすれば何とやら・・・。


教室の扉を開けたのは、聖人だった。


「帰るぞ」

「はーい・・・」

つんつん

亜矢乃が私の背中を人差し指でつつき、小声で言った。


「ガッツだ!!それじゃ、ばいばい」


ガッツって・・・亜矢乃さん・・・。





< 28 / 33 >

この作品をシェア

pagetop