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｢…お前はそれで苦しくないのか？俺みたいな教師じゃなくて、他の奴と恋愛したほうが楽しいんじゃないか？｣


…他の奴？

そんなの考えらんない。


｢あたしは先生が好きなの！先生じゃなきゃダメなの！…あたし、こんなに誰かを好きになったの先生が初めてなんだよ……｣



他の人にこんな気持ち感じない。

先生以上に好きになれる人なんて、この先、現れないと思う。


先生以外、考えらんないよ…。



｢…ありがとう。そんなに想ってくれて｣


先生は、切な気に優しく笑いながらあたしの頭をぽんと撫でた。









その切ない笑顔を見て、胸が締め付けられた。

なんか胸がきゅーってする感じ。



｢…先生、好き｣


｢………｣


｢…大好き！｣


あたしは満面の笑みで言った。


なぜか“好き”って気持ちが溢れてきて、無性に好きって言いたくなった。


自分でもよく分からないけど…。


すごく…伝えたくなった。



好きって…。

大好きだよって…。