私の彼氏は秘密の彼氏
その頃のジェルちゃん――

「・・・・」

私だって人間に産まれたかった。

恋をするのはいつも人間ばかり。

だから今日、

やっと犬に恋をできたと思ったのに・・・

その犬は人間になった。

そして私も人間になれた――

「こんなチャンスを逃す馬鹿がどこにいるのよっ」

絶対っ捕まらないんだからっ

グイ

?!!

「可愛いねー君。一緒に遊ぼうヨ」

「えっうん!」

やったあっ
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