私の彼氏は秘密の彼氏

こーゆうスキ

――次の日

「じゃ、ジェルちゃん、またね」

「もう人間になれないのはやっぱり残念ね」

「わがまま言わないで~」

「わかってるわよ」

私はジェルちゃんに飴を渡した。

パク

パアアァ

ジェルちゃんはパピヨンの姿に戻った。

ショコラも犬の姿でお見送り

「また遊びにきてね」

「ワウッ」

『んじゃーまた遊ぼうね~』
『ショコラも夢とうまくやりなさいね』

『?』

「ジェルちゃん~お迎えに来ましたよ」

『キャウッ♪』

「あ、ジェルちゃん・・またねっっ」

クル

『ワンっ!』

行っちゃった・・・
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