憑かれる私と見える先生

襲ってこない痛みや重みに目を開ける。

(……あれ?)

見渡すとさっきまでいた場所ではなく神社に立っていた。

手には朝倉の紙が握り締められている。

(鳥…井…)

私は力なくその場に座りこんだ。

今日わかった事は朝倉だけでなくあの女の子もこっち側の人間だということ…。





end
< 8 / 9 >

この作品をシェア

pagetop