待愛
目が覚めたあと


尚人の寝顔を眺める一時がすごく幸せだった。


けど、いまは隣で寝息をたてていたはず最愛の人はいない。


昨日引っ越した部屋には


まだ最低限の荷物しかないから殺風景なもんだ。


これからこの部屋で


新しい生活が始まる。


荷物が増える度に


新しい思い出もふえていくだろう。


だけどあの2年間の思い出だけは


新しい思い出に埋もらせたくない。
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