プリンセスと学園の法則
ステージⅣ~最高の思い出~
学園祭が終わって、だんだん冬に近ずくこの季節。
「な…な…な…
あたしが―――
二人ぃ~~~~!?!?」
今日も椿寮ではハプニング発生。
「初めまして。
緒方千世--オガタチトセ--です!!」
「知ってると思うけど一応……緒方光だ。
俺達、今日カラ椿寮に住むことになったんだよ。
よろしく?」
そんなことはどうでもいい。
それより………
「何で同じ顔なの!?!?」
そう。
千世チャンとあたしの顔……
似すぎなんです。
ドッペルゲンガー???
「本当に千世そっくり~!
間違えちゃうね??」
でも、そうすると話は繋がる。
あの時緒方くんが"似てる"って言った人は
間違いなくこの子。
千世チャンの事だったんだ……。