プリンセスと学園の法則
●○梨緒○●

あ…れ???


ここって………
そうだ!!!

そう言えばアタシ、葉瑠に仕事頼まれて…


寝ちゃったんだ。


――パサ

立ち上がるとなにかが落ちた。


「…タオル…ケット?」


一体誰が掛けてくれたんだろう?


まさか、葉瑠…?



って、そんなわけないよね…


その時、廊下から声がした。


「まだ誰かいるのかー?」

「……湊?」


重い茶色のドアを開ける。

「梨緒?何してんだよこんな時間まで……」


「ちょっと…ね?」


「ま、いいけど。お前早くしないと寮の門限(10時)過ぎるぞ?
ちなみに、一分につき腹筋一回…」


「げぇ!!!ヤバい!またね、湊?」


「待てよ!」


「ヘッ???」

振り向いた瞬間二度目のKiss


「ごちそうさま♪」


「――////この、万年発情期~~~~!!!!」



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