プリンセスと学園の法則
そして3日後……
あたしが寮に帰ると千世とみぃが飛び付いてきた。
「梨緒おかえりぃ♪」
「もう!遅いよぉ」
「……二人してなに…?」
「あたしもね、見たの!!
下着泥棒!」
みぃは興奮気味であたしの手を握る。
「まぁそーゆーわけで
今日ゎ
"下着泥棒☆やっつけろ"
大作戦を実行しまーす」
「……なにそれ??
てか、あたし達だけでやるの?」
すると千世は"チッチ"っと指を左右に振った。
「「みんなー!!
カモーン♪」」
二人が言ったら奥からゾロゾロと人が出てきた。
……湊に
葉瑠にー…玲音に
緒方くん?!?
「ったく、コイツに呼び出されたんだぜ面倒くせぇ」
「まぁまぁいいじゃん?
梨緒チャンの下着が盗まれてもいいの?」
「ちょっと葉瑠ー!!//」
「いや、ぜってー駄目!!」
「湊、そこ真面目に答えなくていいから!!」
「相変わらずだねぇ」
玲音はいつも冷静すぎ!!
「お前らいつもこうなの?」