プリンセスと学園の法則
――次の日――
「みぃ~!昨日はごめんねぇ」
そう、あの後すぐにみぃから、
『ごめん!!用事できたから先に帰るね』
とメールが来た。
「全然いいよぉ♪それよりいいの見つけた??」
「………一応…見つけたのかな??」
「何で疑問系!?(笑)」
「だってだって……実はね――……」
あたしはアルバイトの事をみぃに教えた。
「さっすが梨緒!
――…って誉めるわけないでしょーー!!!
もう!お金なかったなんて笑い話にもならないよぉ☆
あたしに言ってくれれば貸したのに!」
みぃの優しい言葉が胸にじんわり染みた。
「みぃ~ありがと!
でもそれじゃダメなんだぁ…
自分のお金じゃなきゃ意味ないでしょ?♪」
なんて…
ちょっとクサすぎ??
「恰好つけちゃってぇ♪
湊くんもこんなに思われてるなんて幸せ者ね!
で、バイトはいつから??」
「今日からだよ♪」