プリンセスと学園の法則
制服に着替え、ホールに行くとカップルしかいなかった…。
――うわ…
みんなLOVE・LOVEだぁ!
口についた生クリームをとってあげたり
二人で一つのジュースを飲んでたり……
人の目は気にしないんですか!?
って言いたくなるような光景ばかりが目にはいる。
「若いっていいねぇ♪」
「え゙??」
いつの間にかあたしの隣にはオーナーがいた。
「梨緒ちゃんは恋してるの?」
「えぇ?!」
恋してるってゆうかなんとゆうか……
「明日はクリスマス、素敵な一日になるといいね。
……と、言うことで今日はもう帰っていいよ?」
「本当ですか、オーナー!?」
「うん、本ー当♪
可愛い子だけの特別サービス」
「……(笑)あ、ありがとうございます」
「あ、待って待って!
これ、今日まで働いてくれたお給料。
お疲れさま?」
「お疲れさまです!!」