プリンセスと学園の法則
「ここ、これだけは言えない!ゴメン湊ー!」
あたしはその場から逃げるように立ち去った。
「あーぁ。梨緒ちゃんも大変だぁ?
湊も、もう少し素直になれよなぁ?」
「うっせーよ//」
はぁ…
もう最悪ー!
これは明日になるの待つしかないよね?
「神様ぁー!明日はクリスマスだよ?
あたしに幸せをちょーだーい!」
寮の窓から空に向かって叫んだ。
神様…
明日はいい日になると思いますか?
「眠い……」
バイトの疲れが溜まってたのか、
あたしはいつの間にか寝ていた――……