プリンセスと学園の法則
…と、思いながらもやっぱり逆らえない。
あたし弱ッ!!
「どっ?おいしい?」
「うん!おいひぃ~♪」
「プッ♪そんなにおいしい?」
「うん!!」
「じゃあ俺も味見しよっかな?」
味見…??
「―――…ぇ、んん!!??//」
味見って…こおゆうことかいなぁ!!
「――…あま♪」
ペロッて唇を舐めるみなとは妙に色っぽかった。
「もぉ~~~~~!!!!!
今日でななな、何回目だと思ってんのよぉ!」
「いーじゃん別に。
俺達こおゆうなかでしょ?」
そう言って湊は、
あたしの右手に嵌められた指輪を
チラチラと輝かせて見せる。
「そぅだけどーー…///」
「けど何?梨緒は俺のキス、嫌い?」
「……嫌いじゃ…ない//」