プリンセスと学園の法則
すると3人の美男子が立ち上がる。
「「「お待ちしておりました…プリンセス」」」
「え?な…なに???なんなの?」
混乱しているアタシを置いて、自己紹介が始まる。
「俺達は学園のナイト、水波葉瑠--ミズナミハル--よろしくね?」
優しそうな葉瑠に
「俺は、高木湊--タカギミナト--だ。まぁ色々と……よろしく?ニヤリ」
変態&俺様?っぽい湊
「俺は、片野玲音--カタノレオン--よろしく…」
クールな玲音。
そして、まだ頭がついていけてないアタシ。
「よくわかんないけど……よろしく」
「俺たちの事は呼び捨てで構わないから?」
優しい印象の葉瑠が言った。
「うん」
「おい、梨緒早速だが仕事の説明がある。来いよ?ニヤリ」
最初から悪印象の湊が言った。
「仕事~!?」
何???仕事って……
この日からアタシ、(プリンセス)とナイト達の波乱な日々が始まった。
だいたいプリンセスって何なわけ?
この日アタシは、厄介な事に巻き込まれたと心の底から思ったんだ…。